少子高齢化が進む現在、高齢者の介護は避けて通れないものとなっています。
高齢者の介護をするにあたって、介護の仕方や介護疲れなどさまざまな問題点が浮き彫りになってきます。
そこで今回は、高齢者介護の問題点について解説していきます。
▼老老介護
65歳以上の高齢者を65歳以上の高齢者が介護することを「老老介護」と言いますが、少子高齢化が進んだ今では珍しいことではありません。
老老介護は介護をする側も高齢者なので、介護による身体的・精神的負担がより大きくなります。
そのため、親の介護をするのに精いっぱいで自分の生活が疎かになり、体調を崩したりストレスが溜まってしまったりさまざまな悪影響を及ぼします。
▼介護離職
親の介護をするために仕事を辞めることを「介護離職」と言います。
親の状態にもよりますが、在宅で介護するとなると1日の大半を介護に費やさなければなりません。
そのため仕事と両立するのは難しく、仕事を辞めざるを得なくなってしまうのです。
介護離職によって社会的なつながりがなくなると、精神的な負担が大きくなります。
ストレスを発散する場所も時間もないので、1人で悩みを抱え込んでしまいうつ症状が現れる可能性が高くなります。
また、介護は身体的な負担も大きく、毎日休まず介護を続けることで身体を痛めてしまうこともあります。
▼まとめ
高齢者介護は今や当たり前の時代になりましたが、全てを家族でこなすのは難しいです。
介護の負担を少しでも減らしたいという方は、ぜひ当施設にご相談ください。