高齢の家族がいる方は、「ちゃんとご飯を食べてくれない」「食事の途中でむせてしまう」などさまざまなお悩みがあると思います。
年齢を重ねるにつれてあらゆる機能が低下していくので、高齢者は食事もだんだんとりにくくなってきます。
そこで今回は、高齢者の食事で気をつけるポイントについて解説していきます。
▼噛みやすい、飲みこみやすい食事
高齢になると噛む力や飲み込む力が弱くなるので、噛みやすく飲みこみやすい食事を心がけましょう。
たとえば、豆腐や刺身、果物など柔らかい食材を使ったり、じゃがいもやにんじんなどは食べやすい大きさに切って柔らかく煮込んだりなど、噛む力が弱くても食べられるように工夫するのがポイントです。
また、パサついたものは飲みこみにくいので、水分を含んだものやとろみがついたものなどがおすすめです。
▼不足しがちな栄養素を補う食事
高齢者は骨密度が下がって骨粗しょう症になりやすいので、積極的にカルシウムをとる必要があります。
また、食事量が少なくカロリーが足りない場合は、たんぱく質を多めにとりましょう。
そこで気をつけたいのが塩分の摂りすぎです。
塩分の摂りすぎは、高血圧や動脈硬化、腎臓病などさまざまな病気に繋がるので、注意が必要です。
▼まとめ
高齢になると食事がとりにくくなってくるので、食べやすい食事を作ってあげるようにしましょう。
また、栄養が偏らないように注意する必要があります。
介護サービスが必要になった際は、ぜひ当施設をご検討ください。