介護施設では介護マニュアルを整備しているところがほとんどですが、上手く活用できていないところが多くあります。
その理由は、介護マニュアルの必要性がわかっていない、作成した介護マニュアルが役に立たないなどが考えられます。
そこで今回は、介護マニュアルの必要性と作成のポイントについて解説していきます。
▼介護マニュアルの必要性
介護マニュアルは、常にマニュアルに沿って介護をするために作られるのではなく、万が一のことが起こった際にどのように対処すべきかということを記載したものです。
介護は、利用者さんの性格や症状などを考慮してそれに合った方法で行うので、マニュアルがあっても常にその通りに動くことはできません。
しかし、何か問題が起こったときに対処の仕方がわからないと、大きな問題に発展してしまう可能性があります。
そういったときに使用するのが、介護マニュアルなのです。
▼介護マニュアルの作成のポイント
介護マニュアルを作成する際のポイントは、端的にわかりやすく内容を記載することです。
マニュアルというと小さな文字がずらりと並んでいるものを想像しますが、それだと見たいときにすぐ必要なページを探すことができません。
そのため、介護マニュアルは必要なことだけを箇条書きにするのがおすすめです。
▼まとめ
介護マニュアルを作成しても使用していないという施設も多いですが、介護マニュアルの必要性を知ってすぐに取り入れるようにしましょう。
リスク管理のためにも、ぜひ役に立つ介護マニュアルを作成してみてください。