認知症の人が入浴を拒否する理由と対策法について | コラム | ブログ | 千葉県柏市 柏の葉キャンパス駅【特定非営利活動法人 グループホーム陽だまり】

ロゴ
BLOG
ブログ
更新日:2022年10月03日 コラム

認知症の人が入浴を拒否する理由と対策法について

48

認知症の家族がいる人の中には、いつも入浴を拒否されて困っているという人もいると思います。
実際に施設でも入浴拒否をする認知症患者は多く、さまざまな対策をとっています。
そこで今回は、認知症の人が入浴を拒否する理由と対策法について解説していきます。

▼裸を見られるのが嫌だ
認知症の人に限らず、誰しもが人の前で服を脱ぐのに抵抗がありますよね。
認知症の人は家族やヘルパーさんの顔を忘れてしまうことがあるので、知らない人の前で裸になるのと同じなのです。
そういった場合の対策としては、無理やり服を脱がすのではなく自然な流れで自身で服を脱いでもらうのがポイントになります。
たとえば、身体に薬を塗りたいから服を脱いでほしいと伝えたり、他の人の視線を感じないように脱衣所に仕切りを設けたりなど、ストレスなく服を脱げる環境を作ってあげることが大切です。

▼入浴がこわい
浴室はケガが発生しやすく、認知症の人にとって恐怖を感じやすい場所です。
顔にお湯がかかる、視界が遮られるなどこわいと感じる理由は人それぞれなので、その恐怖を取り除いてあげることが大切です。
入浴は気持ちいいものと頭に覚えさせることで、入浴に対しての恐怖心が薄れるでしょう。

▼まとめ
認知症の人が入浴を拒否する場合は、まずなぜ嫌なのか聞いて原因を特定することが大切です。
そうすることで自然と対策法が見えてくるはずですよ。
当施設は一人ひとりに寄り添うケアを心がけているので、施設への入居をお考えの方は気軽にご相談ください。

Recruit

募集要項

アイコン

04-7149-5246
10:00 〜 20:00

アイコン エントリー