介護保険サービスは65歳以上から利用できますが、実際にサービスを受けるためには要介護認定が必要になります。
では、要介護認定はどのように申請すればいいのでしょうか?
そこで今回は、要介護認定の申請方法についてご紹介します。
▼要介護認定の申請で必要なもの
要介護認定の申請をする際は下記のものが必要となります。
・申請書
・介護保険の被保険者証
・65歳以下の場合は健康保険証
入院などで本人の申請ができない場合は、家族が代理で申請できます。
また、家族の申請ができなかったり一人暮らしの場合は下記の場所で代行してくれます。
・居宅介護支援事業者
・地域包括支援センター
・介護保険施設(利用中の場合)
・ソーシャルワーカー(入院中の場合)
▼要介護認定の流れ
申請をしたら認定調査をおこない、要介護認定が判断されます。
①訪問調査
ケアマネジャーや市区町村職員が自宅を訪れ、本人の状態や生活環境の調査をします。
②主治医意見書の作成
かかりつけ医が主治医意見書を作成し、心身の状態を確認します。
③一次判定
訪問調査と主治医意見書の項目をもとにコンピューターで判定します。
④二次判定
福祉・医療・保険の専門家が、一次判定の結果と主治医意見書、認定調査の特記事項をもとに審査をして判定されます。
申請をおこなってから、およそ30日後に結果が出ます。
認定は、要介護1〜5、要支援1・2、非該当のどれかに認定されます。
介護保険サービスが受けられるのは要介護1〜5に認定された場合のみです。
▼まとめ
今回は、要介護認定の申請方法についてご紹介しました。
介護保険サービスを受けるためには、要介護認定が必要になるのでぜひ覚えておきましょう。
また当施設では、グループホームをおこなっています。
認知症の方などケアが必要な場合は、お気軽にご相談ください。