認知症の方たちが集まって介護支援を受ける介護施設のことを、グループホームと言います。
今回は、そんなグループホームについて見ていきましょう。
▼認知症の方に特化したグループホームの特徴
グループホームは認知症の方に特化した介護施設で、いくつか特徴があります。
■少人数で規模が小さい介護施設
入所型の介護施設は、特別養護老人ホームや有料老人ホームなど、ある程度まとまった人数の方が入所されていることがほとんどです。
けれど、グループホームは5人程度の入所者にスタッフといった人数がほとんどで、多くても10人以内にとどまります。
その理由は、グループホームは認知症の方を専門に受け入れる介護施設だからです。
したがって、スタッフのお世話が行き届くよう、規模の小さな介護施設となっています。
■グループホームの介護は独特
認知症の方が入所するグループホームの介護スタッフは、介護の仕方が独特です。
一般的に、介護施設では介護スタッフが手取り足取り世話をすることが多いものの、グループホームでは「できることは自分でやっていただく」というスタンスになっています。
というのも、認知症という病は脳の働きの衰えから来るもので、何もかもやってもらっていると、ますます進行していくからです。
そのため、グループホームの中でそれぞれがかつて得意だったことを活かし、自分の分担を受け持って作業しながら暮らしています。
▼まとめ
介護施設に入所すると、介護スタッフが全てお世話してくれるというイメージがありますが、認知症の方が集まって暮らすグループホームは、できることは自分でするというスタンスです。
当グループホームでは認知症の方をサポートしつつ、穏やかに暮らしていただけるよう介護いたしますので、お気軽にご相談ください。