認知症の徘徊に対処する方法は? | コラム | ブログ | 千葉県柏市 柏の葉キャンパス駅【特定非営利活動法人 グループホーム陽だまり】

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更新日:2021年08月21日 コラム

認知症の徘徊に対処する方法は?

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認知症の症状の中でも、特に家族を悩ませると言われるのが徘徊です。
そこで今回は、認知症で徘徊が起きた場合の対処の方法について見てみましょう。

▼認知症の徘徊の原因と対処法
認知症の徘徊は、原因を知って対処することが大事です。

■徘徊とは
徘徊とは、特に目的もなくうろうろと動き回ることを言います。
認知症の徘徊は、家の外に出て行ってしまうというイメージがあるものの、場所は問いません。
家の中でもうろうろと動き回るため、自宅介護ではイライラしたり、ストレスの種になることがしばしばです。

■認知症のメカニズムと徘徊
認知症は、脳の働きが衰えることによって、体への指令が上手くいかず、物事がだんだんとできなくなってしまう病気を言います。
なぜ発症するのかのメカニズムがまだはっきりわかっていないため、とにかく症状に対して臨機応変に対応するしかありません。
とはいえ、家族が認知症になって徘徊すると、ご近所に迷惑をかけたりとさまざまなストレスが発生します。
たびたび起これば「なぜ勝手に出ていくの!」といった、キツイ口調で言ってしまうこともあるでしょう。
ただ、認知症の方にとっては出ていくにあたって、何らかのきっかけや理由があるとされています。

■徘徊への対処法
家の中でウロウロしている場合、もしかするとトイレを探しているのかもしれません。
あるいは、何か飲み物が欲しいものの、冷蔵庫の場所が分からないといったこともあります。
そのため、家の中の徘徊の対処法としては、「どうしたの?」と声をかけるのが一番です。
ただし、聞いても明確な答えが返ってこないことも多いので、「トイレ?」とか「喉が渇いたの?」などと具体的に問いかけるといいでしょう。
いずれにしても、ご本人には動き回る理由がありますので、頭ごなしに怒鳴ると傷ついたり、反発することになります。
何度も繰り返されると思わず苛立ってしまうでしょうが、それが認知症の徘徊なのだと考え、穏やかに接するのがベストです。

▼まとめ
認知症の症状の中でも、特に徘徊はストレスが溜まりがちです。
ただ、認知症の方には動き回る理由があるとなれば、忍耐強く対処することが、結果的にはストレス回避につながります。
当グループホームでは認知症の方にスタッフが寄り添い、生活を支援いたします。
徘徊でお困りの際は、どうぞご相談ください。
 

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